今日は1/31が誕生日の大江健三郎について書かせていただきます。
1935年1月31日に生まれた大江健三郎。
1958年当時、最年少の23歳で芥川賞を受賞、1967年にこれまた歴代最年少で谷崎潤一郎賞、そして日本文学史上2人目(1人目は川端康成です!)のノーベル文学賞を受賞している、まさに日本文学を代表するといっても過言ではない作家です。
と偉そうにいいながら、私も代表作と言われる作品をいくつか読んだことがあるだけなのですが・・・。
そのため、このブログを書こうと思って改めて調べてみたところ、知らなかったことがたくさん出てきました。
一番びっくりしたのは伊丹十三さんの義理の弟だったということです。
そして1997年、伊丹さんが投身自殺をしたことを受けて書かれた作品があったこと。
それが『取り替え子(チェンジリング)』です。
※タイトルはおそらく聞いたことがあったのですが、勝手に病院で生まれた子どもを取り違えてしまう話だと思っていました・・・。果たして読書好きと言っていいものか・・・。
あらすじを読んだだけですが、とても面白そうです。近々読んでみようかなと思っています。
このブログを書いていて思うことは、ただ作品を読むよりも、どういう状況で作品が書かれたのかを知って読んだ方が面白い!ということ。
一人の人間として、悩んだり葛藤したり憤ったり絶望したり…そんな自分の日常に起きていることをテーマにして、物語に昇華している。
ずっと答えを探しながら、創作活動をしているんだなと感じました。
まずは『取り替え子(チェンジリング)』ですが、大江健三郎のその他の作品も読んでみようと思います!
おすすめの作品があれば、ぜひ教えてください!